木の葉っぱの観察
木の葉っぱ
よくよく見るとなかなか面白いんです。遠目で見れば、みんな同じように見えますが、じっくり見てみると、形、葉の付き方、手ざわり、におい、それぞれ特徴があって、人と一緒で、木も一つひとつ個性があるんだなぁ、と思います。
葉っぱには、光合成という、二酸化炭素と太陽の光で、酸素を作るという、私たち生き物が生きる為になくてはならない物質を作る働きをしてくれてます。
それは、私たちの為ではなく、植物の生命維持に必要な働きが、たまたま私たち生き物にとっても必要な働き。
地球がどう誕生して、進化してsしていったか、図鑑や資料では見ますが、実際に見たわけではありません。考えてみると自然の循環ってとてもすごい事だと思います。
それを人間が長い年月をかけて、そのバランスを崩してしまったんだと思うと、いたたまれなくなります。
木は動かずその場で生き続ける
私たちは、自ら食べ、動き、休み、病気になったら、病院に行ったり、薬を飲んだりして健康を保ちますが、木は動けない分、身を守るために、様々な働きがあります。
アロマ(精油)もその一つです。木から発する、芳香成分はフィトンチッドともいわれ(フィトン=植物、チッド=殺す 直訳で植物が殺す)は害虫から身を守る為のもの。
それが人にとっては、森林浴をしている感覚を得られ、リラックス効果があるといわれるようになったのは、最近になってわかってきた事。。
木が発している香り。これも個性があって、生の葉や枝の香りは、優しく本当に癒されます。
4ヵ月前に届けてもらった、枝葉はカラカラになってしまいましたが、枝を折るといまだにいい香りがします。
嗅覚を研ぎ澄まそう
生の香りと、アロマの凝縮された香り、比べてみると、一番違うのは香りの強さ。
黒文字、匂辛夷は枝葉からもとてもしっかり香るものもありますが、ほのかな香りのものも。
普段強いかおりが好きなかたは、時々でもいいので、一度本当の自然の香りで嗅覚を落ち着かせてあげるとよいです。
嗅覚神経は麻痺しやすい神経。大人も子どもも関係なく、強い香りになれてしまうと、より強い香りでないと感じにくくなります。
大人の方がより香りに鈍感かもしれません。
自然の香りで、嗅覚を整えると、風の香り、雨の香り、ほのかな香りに敏感になったりします。
mikkeワークショップでは、生の枝葉とアロマの香り当てクイズもする予定なので、嗅覚を整えるチャンスです!
ワークショップをきっかけに、自然の香りに触れ、普段素通りしてしまいそうな自然、小さな花や、その植物のにおい、自然の大切さ、命uの大切さに、気付いたり、何かしらに興味を持ってもらえるような経験になってもらえたら、と思っています。