桃始笑

ももはじめてさく

昨年から少しずつ七十二候についてインスタなどで書いていましたが、

改めて七十二候とは、

約15日間の季節の移ろいを示す「二十四節気」を、さらに約5日ごとに3分割(初候、次候、末候)した、全72の細かい季節の区切り。古代中国で生まれ、渋川春海らが日本の風土に合わせて改良した「本朝七十二候」と呼ばれる暦です。植物や動物の様子など微細な変化で季節を表したもの。旧暦で表しているので、暦上ではまだ先ですが、ちょっぴり早く春の景色をお届けします。

桃始笑は、光景を思い浮かべるだけでも微笑ましく、”さく”を咲くという字ではなく、笑の字を当てた、当時の人の感性の豊かさを感じます。

些細な季節の移り替わりを、小さな自然の変化から感じる繊細なアンテナ。

今私がセラピストとして大切にしている事とつながるものがあります。

時々ですが、アロマトリートメントをしていると、お客様の体に触れると、ふと景色が浮かぶ事があります。

先日、新しいことに挑戦されている方から浮かんだ景色は、杏子色(オレンジのような温かみのあるピンク)と花緑青色(少し緑を含んだ青色)の澄んだ川の流れ、、肩もとは、少し重い色を感じました。トリートメント後は、重い色も消え、遠くにそびえる山 そして一本の満開の桃の花の木(お聞きすると、どうやら、お誕生日と関係していたようです)

山は目標や、乗り越えたいことがある時、もしくは、何かから守られている時。

重い色が入っている時は、ストレス、緊張感、不安など負の感情がある時。

浮かぶときも、浮かばないときも、色だけの時も、何も浮かばないこともあります。その浮かんだ景色の意味は、私も模索中。

ただ、景色や色が浮かんだときは、よりクリアな色や、景色に+できることをイメージして施術するようにしています。

良くも悪くも色々な景色や色があるので、すべてをお伝えすることはありませんが、その方が少しでも、軽い足取りで、前進していけるように、休息が必要な方は、より心地よい深い休息になるよう、感じたものをより良い形に変換して、循環できるように、と思っています。

抱えているものや、大切にしているもの、挑戦しているもの、一人一人異なりますが、どれもかけがえのない大切なもの。大きいも小さいも、重いも軽いもありません。それを、大切にするあまり握りつぶしてしまったり、重くしすぎて、前に進めなくならないように、アロマの香りや、トリートメント、Troneで行っている整体やストレッチなどで、握っている手の力を開いて、重くなりすぎてる荷物を少しほどいて、少し休んで笑顔でまた前に進んでいけるよう、その人に合わせた方法で力になれたら、と思っています。 

桃始笑(ももはじめてひらく)

桃の花が咲くと、見ている方もふっと顔が笑顔になる、そんな意味もきっと込められているんだろうな、と思います。お客様が笑顔になると、私たちも笑顔になるのと同じように。