日本の森の未来につなぐ!国産和精油

精油の選び方、使い方は人それぞれ。
良くも悪くも、ネットで調べれば、色んな情報が溢れています。

香りには、色々な働きがあると言われているのは、確か。
その働きをいかに効かせるか
なにに効くのか
効果効能、を重要視する使い方、全否定しませんが、、、

忘れていけないのは

植物は人を癒す為、治療する為に香りを発しているわけではない事

自分の子孫を残す為に、必要な成分を自分で作りだし、それがたまたま私たちにとって、リラックスになったり、抗菌作用、鎮痛作用として使える成分だっただけ。

その植物が必要な、ヒトではない生物が他にいるという事。

ヒトは、自分たちの為に、精油を使うために大量の植物を採取して、精油を抽出している事を忘れてはいけません。

自分さえ良ければ、自分の子ども、大切な人さえ良ければ、あとはどうなっても関係ない・・・この使い方、考え方になっていないか、アロマが好き、精油を扱う人は一度振り返ってみる時だと思います。

香りも、人によっては香害になります。香りに限らず、どんな事でもいえる事。自分さえ良ければ、の考え、自分は良くても、自分が、そのあとの人だったら、どうか、考えてみてください。フードコートで使ったテーブル、汚してしまったら、拭くのは定員さん、かもしれませんが、、、使った人がきれいにして戻す、これだけで、ストレㇲを感じる人が減らせるじゃないですか。そのあとの人の事少しでも、考えていった方が、みんな気持ちよく過ごせると思っています。それは、親の姿を見て子どもが学んでいく事でもあります。子どもがまだ片付けができなかったら、その親が片付ける、子どもに教えながら一緒にさせる。そんな経験が、今の子どもたちは少ない気がします。

植物は、自然環境に左右されます。
その植物が育つために必要な、環境はその植物によって違います。
たまたま、その地に流れ着き、そこで生きていけるように、進化していった植物もあります。

途中で枯れてしまったり、病気になったりを繰り返しながら、必要な成分を自分で作り進化させ、過去から現在、未来へ生き抜いています。
ヒトは、たまたまその植物の成分の一部が身体に良い事を発見しただけ。

木の香りは、脳をリラックスさせることはわかっていますが、これも人をリラックスさせようと思って発しているものではなく、仲間の木と会話する為の手段だったり、害敵ら身を守るために発しています。

原生林(ヒトの手が入っていない森)はその生物だけで、循環しているそうですが、今ある日本の原生林はわずか2~3%

残りはほぼ人の手が加えられている人工林(植林や伐採、開拓されている森)
一度手を入れてしまったら、その後は手入れをしていかなと行けません。
手入れをする人手が減り、木を使う事も減り、注目され伐採され過ぎてしまったため、荒れてしまっている森。
地球の心臓といわれるアマゾンは、希少な木や植物をとる為に、人が入り壊してしまった森の一つ。

原生林を守る事、
使われない木をどう活用し、その土地に合った木を育てていくか、それが、これからの日本の森の未来に繋がる大切な事。

日本の精油が、日本の未来に繋がる

日本の精油の多くは、この変動にも多い気候に耐え、生きている木や植物。
日本の地で、育てられています。
木の精油は、伐採ではなく、木を育てる為に必要な間伐、剪定で使わない部分を原料としています。(一部そうではないものも出てきてしまっているのもあるようです)

気候変動に耐え生きている、という事は、その力を自ら作り出しているという事。
その枝葉から取れた精油には、その力があるという事。

その木から得られた精油で、私たちの心と体にその力をもらい、更に森の循環にもつながる。

日本の精油を大切に使う事で、日本の森の未来に繋がる

ヒトにも植物にも未来があります。今の子どもたちの未来の自然環境に、少しでも繋がることを願いながら、これからも日本の精油を使っていきたいです。