湿邪には檜
湿邪とは過度な湿度が身体にもたらす害のこと。
雨が少なくても湿度が高い、梅雨時期。
日本特有の高温多湿は、時に体調を不安定にさせる事も…
特に普段から、むくみや、低気圧の影響を受けやすい方、下痢を起こしやすい、おりものが多い、など体内の水分代謝がうまくできない方は、一層それが辛くなりやすい時期です。
精油の檜には、モノテルペン炭化水素類、という特有の香りの成分が多く含まれ、うっ滞除去作用、という体内のうっ滞(むくみ)を取り除いてくれる働きをする、と言われています。
檜のオイルで、マッサージしてあげると、足が楽になりますよ。
また檜は、防カビ、抗菌、抗ウイルス作用もあり、昔から、建築物(古いものだと法隆寺607年に作られた)やまな板、醤油樽、お風呂にも使われいる事からも水や害虫、気候変動に強いのがわかります。
日本最古の書物『古事記』にも、スサノオノミコトが檜で神殿をたてろ、と命じた、という話もありますが、昔の人は、なぜ檜が建築物に良いと思ったのか、とても不思議です。今の人とは違う感覚を持っていたのかもしれません
アロマは檜の香りの成分を凝縮させたもの。
スプレーにしてお掃除の時に使えば、カビ予防にも。
衣類には(檜ウォーターがおすすめ)
日本を代表する檜。梅雨の湿邪には檜の精油をぜひ。