【体露金風】たいろきんぷう

~目に触れるもの、そのものが悟りの姿~

“金風”とは、秋になりやっと色づいた葉を容赦なく舞い落し、木々を露わにしてしまう秋風の事

”体露”とは全てが露わになった状態の事

自然は、目に触れるものそのものが悟りの姿であることを意味した禅語です。(『穏やかにシンプルに生きる』著:枡野俊明より参考、一部引用)

山の木々、小川のせせらぎ、風、海の波、草花…自然は、人にとって心を穏やかにし、癒してくれるものでもあり、地震、台風、ゲリラ豪雨の様に、突然牙をむくもの。

自然は、人間がコントロールできないもの、決して立ち入ることができない領域で、どんなに牙をむいたとしても、受け入れていかないといけないもの。

自然と共に生きる事が、教えになり、学びになる(私なりの解釈)

これまで、人は自然の物から、生活を成り立たせて生きてきました。食べ物、衣類、食器、家、道具、すべて自然の中から作り出したもの。薬もそうです。

自然が無い所で、人は生きていく事はできません。当たり前のようにしている呼吸。植物が酸素を出しているから、人は呼吸ができます。当たり前のことを忘れないように、自然に触れる、時間をつくってみてください。お散歩や、お子さまと公園に行ったときに、深呼吸して自然を感じてみてください。

自然の物は自然の形で取り入れる。

アロマを心身の健康のために取り入れようと思った時は、香りを楽しむことから。

普段使わないマグカップに熱湯を注ぎ、1滴垂らす。そこで目を閉じて深呼吸。それだけで十分。心と身体に働きかけてくれます。

まずは、それを一日一回生活の中に、取り入れてみる。できれば一ヵ月。香りは、質の確かなもの。自然を感じたいなら、日本の木のアロマがおすすめです。香りには、神経を落ち着かせる香りもあれば、活性させる働きもありますが、檜や杉は鎮静させる働きがあるます。

合成香料にはその働きはありません。

あれこれ、ブレンドして効果をうたう使い方もたくさん拡散されていますが、まずは一つから。

できれば、初めの一本はネットや大量生産している商品ではない方がいいです。そもそもアロマは大量には生産できないもの。

黒文字でも1ミリのアロマを抽出するのに1キロの黒文字の枝葉が必要です。

大量生産しているもの、安価なものは、自然の摂理に反して大量生産してるか、合成香料を混ぜて作っているか…これだけのアロマが出回っている事が、少し不自然な状況。品質を第一に考えて生産している精油はそれだけ高額になります。

肌への塗布はアロマ協会によってもばらつきはありますが、医療として取り入れているフランス式では、(私はNARD JAPANでインストラクターの資格を取得しています)リラックスの為に塗布で使う場合は1%程度。5mlに1滴。塗布に使える精油のビンは1滴=0.05mlとして計算しています。瓶も精密。とても細かい事ですが、しっかり学んでいるセラピストは、精油がもたらすポジティブ要素、ネガティブ要素も知っているので、無理な使い方はあまりしません。簡単に高濃度を進めてくる人には注意。

味も香りも、なんでも濃いめが流行っていますが、それだけ強い刺激になれてしまうと、自然の味、香りに鈍感になり、もっと強いものを求めるようになります。濃いものはなんでもリスクを伴います。特に成長段階の子どもに強すぎる刺激は、健康に害をもたらすリスク大です。かすかな香り、自然の甘み、苦み、塩みで充分。

画面から発せられる強い光もです。

日本でアロマはまだ雑貨扱い。なので品質もばらつきがある中で、質を見極めるのはとても難しいです。私も自分が扱っていないものに関しての品質はわからないので、良し悪しを言う事はできません。

ただ、私が扱っている精油の品質に関しては、問題なくおすすめできるもの。いつでも香りも試していただけます。ブレンドしてスプレーや、季節に合わせたアロマグッツを作りたい時は、ワークショップに参加して色々試してみてください。

話がだいぶそれましたが…体露金風。

どんなに葉をつけて、実を実らせても、風で落とされれば、ただの幹。

それでも木としての役割を果たし、生きる木の様に、ありのままの自分で、誰かの為に、世の中の為になるようなことを少しでもできる人生を全うしたい…。