フェムテック男子募集中!

フェムテックとはそもそも何か

Female(女性)とTechnology(テクノロジー→科学技術)の造語で女性の健康の課題をテクノロジーで解決する、製品やサービスの事。

(女性の健康の課題として、妊娠、不妊、避妊、授乳、育児、生理用品、産後ケア、婦人科系疾患などがあり、2020年野田聖子さん会長「フェムテック振興議員連盟」が発足商品、サービスの質、安全性の基準を示せるよう、厚生労働省や関連企業と協力して審査基準を設ける事を目指していく)

もっと簡単に言えば、女性がもっと女性らしく健康にすこやかに過ごしていけるように、色々な技術を使って商品開発やサービスを整えていこう、

という国が進めているもので、最近ではイオンに(サロン周辺で一番近いところで越谷レイクタウン)フェムテックコーナーを期間限定で設置したり、医療メーカーが、ナプキンのいらないサリタニーショーツを開発したり、と一気に需要が高まっています。

ここまで読んでも、まったく男性と関係のない話のように聞こえてしまうかもしれませんが、実はそうでもありません。

女性が健康で元気に過ごせる社会って、男性にとっても同じように健康で元気に過ごせる社会になると思いませんか?

女性も男性も結婚してるしてない、子ども大人、学生、色々環境も立場も違いますが、世界共通で男性女性がいます。女性だけの国はない、、、はず。

もしあるようでしたら、ごめんなさい。専門外で調査不足です。

だから、本心のところをいうと、フェムテックは女性の健康を守るためのモノに聞こえてしまいますが、だったら、その逆の取り組みも必要なのでは?と内心思っていたりもします。

女性は本来、子どもを産んで、育てて守る機能が身体にあるので、男性と大きく違うのはホルモンと身体の作り。子供を身体の中で育てる、って備わっている作りとはいえ、人間ってすごいな、と感心します。

子どもを産むために、女性は10代から生理が始まり大体50歳まで(個人差はありますが、60歳ぐらいまで続く方もいれば、40台で終わる方も。)続きます。個人差はありますが、大体月に一回。痛みがある方もいらば、ない方もいる、出血が多い方もいれば少ない方もいる。

本当に個人差があって、何ともない人もいれば、薬でもどうにもならないくらい辛い方もいます。

献血をされた方、「次の献血まで、約2、3カ月空けてください」、と言われませんか?

血をもとの量に戻すために、それだけの期間が必要、ということ。

そんな状態が、女性は毎月おとづれます。ダイエットで食事制限をされている方が、貧血になるのは当然です。

そして、生理前の月経前症候群との闘い。これも個人差があり、症状も様々。ある人もない人もいます。

妊娠中は、身体の中で赤ちゃんが育っていくうれしさと、不安と、日常生活の何気ない事が大変になっていく辛さ。

ごめんなさい!私はまだ妊娠したことがなく、本当の意味での大変さをわかっていません。

妊娠中、出産後はホルモンバランスが大きく変わるので、一気に更年期のような状態になる方もいます。

抜け毛に、落ち込み、骨粗鬆症、乾燥、など出産後に出る症状は、更年期にも起こりやすい症状だと思っていいそうです。更年期への備えができます!

そして、私も迫っている更年期。

生理が止まって一年たったら閉経。

閉経後は老年期。

これだけ、女性は生まれてから、身体の変化が大きく、ホルモンの分泌もとても変わるので、感情や体調をいい状態にしておくことが簡単ではありません。

女性は、子どもを守らないと!という本能があるので、痛みや辛さに耐える力も強いのは確かです。でも耐えてるんです。我慢してるんです。

それだけ、ものすごい機能が女性の身体にはありますが、とても繊細です、狩りをしてきた男性の身体に比べたら、力も弱いです。なので理解のない大人のせいで、性的被害にあう女性は多いですし、自分の身体を大事にしない若者も(若者だけではないかもしれませんが)多いです。傷つくことが多いのは女性なので、女性は自分の身体を自分で守れないといけない。また、親も自分の子どもにお母さんの立場で、お父さんの立場で、男の子に、女の子に伝えていかないといけないことがあると思います。おちんちんの洗い方、おまたの洗い方、教えてあげられますか?簡単な気持ちで性交渉してはいけない事、性的被害を受けた後、72時間以内にピルを処方してもらえる産婦人科ちゃんとみつけていますか?自分の為だけでなく、お子様がもしもの時の手段として、オンラインで受信、処方してくれるところを知っておくことが大事です。その前に、お父さんでもお母さんでもどちらでもいいです。何かあったときにすぐに、子どもが話せる親子関係でいてください。誰にも話せずに、間に合わずに、妊娠…望まない妊娠、中絶は身体も精神面でも一生傷が残ります。

そのことをわかってくれて、さりげなくサポートしてくれる男性だったり、パートナーだったり、職場の方がいてくれると、本当に助かることが多いです。気持ちが楽になります。

サポートしてくれた相手には、「あなたに何かあったときは、次は私がサポートするから!」という気持ちにもなります。お互い支えあえる人間関係ってとても大事だと思います。

何でも、お互いWINWINになることが大事。

フェムテックは女性だけのに起こる問題の解決のようにきこえますが、男性にも女性がどんな問題を抱えて生きていっているのか知るきっかけになってほしいと思います。

また、更年期は女性に比べると少ないですが、男性にもあります。男性は男性の性の悩みや健康の悩みがあると思います。

性別関係なくどんな方にも抱えている悩みがあると思います。今は、女性は何かと身に付けるものや、自分でケアできるものに気を遣うので、需要もあり商品開発なども焦点が向けられていますが、

身体のケアは、男性にも大事だったりします。少し生々しい話になってしましますが、

女性の子宮内はデーデルライン桿菌によって子宮内フローラが弱酸性に守っています。男性の性器はアルカリ性です。一回の性行為でせっかくのフローラが壊され、また一から弱酸性様態を作らないといけないんです。

もし、無理な性交渉で、子宮内の弱酸性が壊れているところに、アルカリ性+菌が付着している状態の性器が入ってきたとしたら…またその逆もあります。

口の中奇麗にしていますか?口の中にも菌はいます。弱っているところで悪さをします。お互いの健康のためにも、お互い奇麗に清潔にしておかないと、相手の健康を守れません。だからと言って、ガシガシ洗って、ということではありません。なにで洗うかもとても大切です。

女性も男性も性別関係なく、少しでも快適に生きていく為の第一歩としてフェムテックが注目されているなら、女性だけでなく男性もパートナーさんや奥様が抱えている悩みに寄り添う一歩として、フェムテックについて一緒に考えてみませんか。

フェムテック男子随時募集中!

奥さんが、笑顔で楽しくいてくれるだけで、旦那さんの励みにもなりませんか?

我が家もそうですが、なるべくイライラせずにニコニコ奥さんでいたいと思っているけど、できない時もある(特に生理前)。旦那さんがいけないんじゃないんです。でもぶつける所がないんです。些細な一言でもイライラしてしますんです。でも、今はそういう時期なんだ、とわかっていてくれる、それだけでいいんです。そんな時は、そっと一人にさせてください。少し、お出かけしておいで、でも、好きなスィーツを買ってきてそっと渡すのでもいいと思います。