精油の品質

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私の母の実家は新潟で、お米の産地。お米にもグレードがあり、特にいいものは特A級、やや劣るものはB級と分けられるそうです。それは産地も関わっています。

同じコシヒカリでも、産地によって値段が違うのもそのせい。

ただ、高級品に拘っていると、消費者はもっと安くておいしければいいから、どんなに良くても売れ行きはあまりよくなかったり。

逆に、ブランド力で品質は良くなくても高値で売れるものもあります。

精油も似ていて、グレードや品質、色々あります。同じ名前の精油でもメーカーごとに値段が違ったりします。

ブレンド力で高値になっているものもあります。

精油専門店で販売されているのは、身体に使う事も目的としているため、精油の成分構成や不純物が混ざっていないか、という細かい検査項目があります。

□精油名□学名□抽出部位□産地□ロット番号□蒸留年月□消費期限□酸価□ケン価□屈折率□比重□旋光度□農薬検出□成分分析など。分析も

どこで行われているかの記載があればより品質は確か。

Troneで扱っている精油は、国内で検査され、成分分析表が付いているものを使用しています。

その為、他の精油に比べると、全体的に高いです…

それでもお客様の肌に使うもの、と考えると、安価なもの、成分が不確かなものは使えません。

それが、Troneのアロマトリートメントが少し高い理由です。

どんないいものでも、開けてしまうとどんどん酸化し香りも変わってしまします。

開けていなくても、空調管理された保管室はないので、精油の在庫は持たないようにしています。お客様からの注文があった時、使用している精油がなくなった時に発注するようにしています。

皆さんが、アロマを購入する時の基準はどんな事でしょうか。

品質より、少しでも安いもの、評価が高いもの、ネットでセットで買えるもの、独自のネットワークで購入するなど、色々あると思いますが、

まずは、きちんとアロマの知識がある方(アロマセラピストの資格を持っている方)から、1本でもいろいろな使い道があるものを購入してみてはいかがでしょう。

中には、資格ではなく、独自の協会の中だけで使い方など説明され、それをすすめている協会もあるようです。

日本では、精油はあくまで雑貨扱い。治療目的の使い方は認められていません。医師、薬剤師の資格がない限り、治療目的での使い方は認められていません。飲用も原液塗布もとても危険です。

ネット上の情報、無資格の方からの情報は注意が必要です。

治る、効く、という言葉に魅力は感じますが、アロマセラピーはあくまで芳香療法。香りで心身をリラックスしたり、気分を変えたり、という事が目的です。

言葉としては、弱いですが、香りを感じる嗅神経は脳の記憶を司る海馬とつながっています。

香りだけで、身体の司令塔でもある脳に十分刺激を送ることができます。

なので、その香りが脳につながっているのなら、品質はとても大事だと考えています。

日本では古くから、その土地の植物を使った独自の療法がありました。

ということは、植物には人の身体に少なからず作用する、ということ。

たかが香り、されど香り。

自分に合う、使いやすい質のいい精油を1本見つけてみてください。

Troneで扱ってる精油は購入可能です。使い方がわからない方は、LINEでいつでもご相談ください。

【Troneアロマセラピスト保有資格】NARD JAPANアロマインストラクター/yuica認定日本産アロマスペシャリスト/MAAメディカルアロマセラピスト/和漢膳マイスター