衛気とは

えき、と読みます。

中医学で衛気は、皮膚や鼻、気管支などの粘膜細胞を強くし、免疫力を整え、外敵刺激から身体を守る気のこと。

通常、身体の表面に、目に見えないバリアを張り巡らせて、邪気の侵入を阻止し、病気にならないように防いでいます。

身体を害する邪気とは、ウイルス、細菌、花粉、ホコリ、化学物質などを指します。

冬の時期は空気が乾燥し、粘膜が弱くなりがち。おまけに、片寄った食事、寝不足、ストレスで、身体全体的に潤い不足。

花粉の時期に、肌が痒くなる、風邪を引きやすい、花粉症に悩まされる方は、衛気不足かも。身体のバリアが弱まり、邪気が入り安くなっているかもしれません。

衛気補って、身体を潤す事が大事。

衛気を補うには、睡眠、呼吸、食事

身体を潤す食材は、蓮根、山芋、里芋、白菜、豆腐など冬の白い食材です。

肌が乾燥しやすい方は、保湿と水分補給、洗いすぎていないか、ソープの見直しも忘れずに。

補足…保湿クリームはその日のうちに、ちゃんと落としてください。クリームの成分にもよりますが、肌トラブルの原因になってしまっては、保湿の意味もなくなってしまいます。